お悩み① ホームページは何のために作るの?
ホームページ制作でよくあるご相談・・・
- できるだけコストを抑えて制作したい
- 仕組みがわかりにくい
- ホームページの更新や管理が面倒
- 専門用語がわからない
- ホームページ制作会社の選び方が分からない
今回の記事で、10のお悩みにまとめてお答えします。
何のために作るの?これは目的によって様々です。
主に、ビジネスで集客したい・人材募集したい・信頼性 などといった目的です。
今は、店舗へわざわざ足を運ぶことなく、事前に検索して比較する時代なので
情報発信という点からも、ホームページの必要性は高まっています。
時々勘違いされるのですが
ホームぺージは作って終わりではなく、自動集客でもありません。
コツコツ育てていきましょう。
順にお答えしていきます。
お悩み② 専門用語だらけで仕組みもわかりにくい
制作側で何気なく発してしまう専門用語・・・
専門用語を使うなら、依頼される方へわかりやすく補足説明をしながら進める方が安心です。
時々、専門用語でスラスラと必要事項だけ説明して済ませたり
追加料金になる重要事項を濁しながら、契約を進めるケースもあるので、
不明点は即座に確認してクリアーにしながら進めていくと良いでしょう。
たとえばドメイン設定などホームページの土台のお話▼
ご参考までに:初心者向けホームページ用語集▼
https://www.xserver.ne.jp/bizhp/homepage-glossary/
お悩み③ 無料ホームページ どこがおすすめ?
無料のホームぺージサービスは、wix, Jimdoo, ぺらいち, STUDIO等が人気です。
チュートリアル(使い方サイト)も充実しており、気軽に自作もしやすいです。
登録して手順通りに進めることで、ホームぺージがすぐに完成します。
無料ホームぺージの良さは、初期費用を下げてサクッと作れる点ですが
注意点がいくつかあります。メリット・デメリット見ていきましょう。
【メリット】
- 単発イベント用にサイトを作りたい
- 名刺代わりに とりあえずホームページが欲しい
- 小規模事業のスタートアップに間に合わせたい
期間限定の利用なら、無料のホームページサービスおすすめです。
SEO対策は個人で出来ないので、SNS運用して積極的に拡散していきましょう。
※SEOについては後ほど触れております
【デメリット】
- 無料ホームページサービスは短期運用向け
- バックアップサービスなし
- ドメイン移管サービスは基本なし
- デザイン性に制限あり、テンプレート変更時はぺージリセット
- サイトを気軽に作成するのが目的であり、個人でのSEO対策は不可
詳しくはこちらの記事をご覧ください▼
お悩み④ ワードプレスとは?
開発が始まった2003年より、ホームページ・ランディングページ・ブログ運営等にワールドプレスが利用されています。世界中のサイトの1/4はワードプレスで作られています。
※ワードプレスソフト自体は無料です。
私がワードプレスの存在を知ったのは2005年頃、知人が今のような無料ホームページサービスと同じ環境下でホームページを運営し、突然サービス終了、ゼロから作り直していたのを覚えています。
企業としての資産価値や信頼構築の1つとして長期運用するなら、ワードプレスで運用していく方が安心です。長い目で見た時、容量や維持費なども、ワードプレスで管理していく方がお得です。
もともと無料ホームページサービスは容量が少ないため、ライトなページ構成のみに適しています。有料プランにして容量増やしたり、ビジネスプランにすると維持費も割高になります。(比較表ご覧ください▼)
ワードプレスと無料ホームページサービス比較表
2023.03.29現 | ワードプレス | 無料ホームページ wix,ぺらいち,STUDIO等 |
---|---|---|
管理形態 | 自主管理 | レンタル |
はじめやすさ | △ | ◎ |
維持費 ※1 | 約16,000円/年 | 無料・有料あり ビジネスプラン約2~3万円/年 |
初期費用※2 | △ | ◎ |
容量 | 200-300GB | 無料:約500MB 有料:約3GB-30GB |
デザイン性 | ◎ | ○ |
カスタマイズ | ◎自由度高め | △有料のみ、制限有 |
独自ドメイン | ◎ | △有料のみ |
バックアップ | ◎ | × |
SEO対策※3 | ◎ | △ |
資産価値 | ◎ | × |
※1 ワードプレスサイトの最低維持費として①サーバー管理費 ②独自ドメイン料がかかります。
※2 ワードプレス用の有料テーマを購入した場合や、デザイナーへ制作依頼時のデザイン費用
※3 SEO対策は、自主管理可能なワードプレスのみ。レンタルサイトはサーバーを間借りしている環境からSEO対策不可。
お悩み⑤ ホームぺージ公開後に上位表示される?
「ホームページ公開直後から上位表示できますよね?」
よくあるご質問ですが、残念ながら「NO」とお答えしています。
公開しただけでそのようになるなら、もはやホームぺージは大人気ですw
コツコツ更新は手間ですが、ホームぺージを作るなら「集客」を目指したいもの。
SEO初期設定をベースに、価値提供できるサイトへと育てていきましょう。
あなたがお店や商品を検索する時、どんなキーワードで検索しているか?
難しく考えず、ご自身の日常を振り返ると適切なキーワードがみえてきます。
サジェストキーワードと呼ばれるメインのキーワードに連なるキーワードも含めて
ホームページ内にそのキーワードがあれば、SEO効果を促しやすくなります。
無料のキーワード検索サイト ラッコキーワード おすすめです。
次で、もう少しSEOのお話を深めていきましょう。
お悩み⑥ SEO初心者でも大丈夫ですか?
Google検索についてカンタンに説明すると・・・
Googleのクローラーと呼ばれるロボットがインターネット上を徘徊し、
独自のアルゴリズム(作業方法)により、ホームページを見つけてデータベースに格納します。
既に格納済の情報と照合しながら、順位付けをして表示を促すという仕組みです。
Googleのアルゴリズムは独特で、正確な判断基準は非公開ですが
- 検索者が有益で価値あるコンテンツとみなすホームページであること
- ターゲットに合った発信
- ページの見やすさ、わかりやすいページ構成
などが上位表示に影響しやすいとされています。
③は、SEO対策が組まれている良質なテーマを活用すれば、初心者でも目指しやすいですが
①と②の適切なユーザーへ価値ある情報発信がポイントになります。
効果がすぐに出るものではなく、半年~1年は運営の中で検証しながら改善することが大切です。
エルマムでは公開後のカンタンな操作や記事制作のアドバイスを、1ヶ月無料で行っています。
基本的には初心者でも自主管理できるようにサポートさせていただいております。
(サーチコンソールでCV率をチェックしながら検証する作業はサポート外となります。)
お悩み⑦ SNS運用は必要ですか?
ホームページのターゲットにSNS利用者が多い場合は、
SNS運用は効果を促しやすいと言えます。
わざわざ足を運んで店舗やサービスを選ぶより、検索して比較して選ぶケースが増えている
という点からも有効なPR方法でもあります。
また、採用に特化したいホームページの場合は
求職者が抱えている悩みやニーズに寄り添った発信・コンテンツを目指すことで、
募集時期に今すぐ転職したい人から、今後募集開始になったら検討したい潜在的な人まで、
幅広く注目してもらいやすいサイトになると思います。
お悩み⑧ 低予算で作りたい、初期費用をおさえたい
ホームページの制作費は、目的やページボリュームや機能等によって様々です。
ここでは制作イメージをシンプルに3つとし、
フリーランスへ制作依頼時の相場(あくまでも目安です)をお伝えします。
お悩み⑨ 更新する自信がない
- ブログに書くネタが途切れそう
- 編集や操作方法に自信がない
- 忙しくて更新している暇がない
- 秘匿性があるので更新しづらい
わかります。
ネタがあったとしても、文章にすると以外に進まないもの。
おすすめは、いきなりサイト立ち上げて考えながら作成していくのではなく、
テキストや紙などに下書きしてから書くようにすると効率よく書けるようになります。
ブログを早く仕上げるためのおくつかのコツ
- スマホのメモなどに思いついたネタをストックしておく
- ストックネタをもとに、ノートやPCのテキストに下書する
- 結論から書く
- 目次を置く
- 見出し>その下に画像>文章 の順
ネタを広げたり、関連する内容を可視化できるお役立ちツールを1つご紹介します。
マインドマップでブログネタを細分化
1カテゴリーに対し、付随するテーマを考えます。
テーマごとに掘り下げていってマップ化します。
- 1記事1テーマにとどめる。
- 根拠(エビデンス)をふまえると響く内容になる。
- 内容にあった画像をいれる。
※Git mind(マインドマップツール)は無料で入手可能
エルマムは、状況や目的に合わせて一緒に考えながら、やりやすい運用を提案していきます。
お気軽にご相談ください^^
お悩み⑩ 依頼側のイメージを理解してくれない
ホームページのイメージを共有する際のコツ
ホームページのイメージや希望をすんなり汲み取ってくれるデザイナーが理想ですが
例えば・・・
ポップなページにして欲しいです
かしこまりました。
ポップなイメージもお客様によって様々なので、イメージに近いサイト等をご共有ください
など、画像やサイトなどでイメージを共有していただくと伝わりやすいです。
これらも含め、打ち合わせ前にヒアリングシートをお送りして、回答いただいた内容を元に、実際の打ち合わせでイメージをすり合わせたり、深掘りしていくとスムーズに進みやすくなりますよ。
制作前にヒアリングシートで方向性を定める
お打ち合わせ前のヒアリング例
ヒアリング内容をベースに打ち合わせするとスムーズ
- 制作する目的
- ホームページの導線を確認
- サービスの強みと競合との差別化
- イメージとするデザイン(参考サイトのURL等)
- お客様へのブランディング、印象
- 使用したい参考写真の共有
- ペルソナ設定(もしくはターゲティング)
- 競合サイトの共有など
やたらと安いフリーランスや、格安の制作会社は
テンプレートを使いまわして、文字だけ変える手抜きパターンといったケースもあるので
安すぎるのはそれなりのレベルと覚悟しておきましょう。
いかがでしょうか。
まだまだ聞いてみたいことがあれば、いつでもご連絡くださいね。